“黒玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろだま33.3%
こくぎょく33.3%
ぬばたま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十五人なら十五人に会頭かいとう一人ひとりあって、その会読するのをきいて居て、出来不出来によっ白玉しろだまを附けたり黒玉くろだまを付けたりすると云う趣向で
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
きらきら輝いている黒玉こくぎょくのように黒い水の壁であって、水平線にたいして約四十五度の角度で傾斜し、揺らぎながら恐ろしい速さで目まぐるしくぐるぐるまわり、なかば号叫し、なかば咆哮し
この丘に桜散るなり黒玉ぬばたまの海に白帆しらほはなに夢むらむ
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)