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黄檗
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わうばく
ふりがな文庫
“
黄檗
(
わうばく
)” の例文
黄檗
(
わうばく
)
の
隠元
(
いんげん
)
が日本へやつて来た折、第一に
払子
(
ほつす
)
を受けたのは、この独照だつたといふからには、
満更
(
まんざら
)
の男では無かつたらしい。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
黄檗
(
わうばく
)
福巌鉄文
(
ふくがんてつぶん
)
といふ元禄年中の僧の書なり。
遒勁
(
いうけい
)
運動看るに足れり。此地亦一湊会なれども遠く赤馬関に不及。此日雨によりて涼し。海上三里
許
(
きよ
)
。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
黄檗
(
わうばく
)
の
傑
(
すぐ
)
れし僧のおもかげをきのふも偲びけふもおもほゆ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
其外
(
そのほか
)
西村利三郎を連れて伊勢から仙台に往き、江戸で利三郎が病死するまで世話をした
黄檗
(
わうばく
)
の僧
剛嶽
(
がうがく
)
、江戸で西村を弟子にした橋本町一丁目の
願人
(
ぐわんにん
)
冷月
(
れいげつ
)
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
紀州に光明寺といふ
黄檗
(
わうばく
)
の寺がある。が、そこの
開山
(
かいさん
)
は円通といふ草書に
巧
(
たくみ
)
な坊さんだつた。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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漱石氏と
黄檗
(
わうばく
)
5・18(夕)
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“黄檗”の意味
《名詞》
黄檗(おうばく)
「黄蘗(キハダ)」の異表記。
「黄檗宗」・「黄檗山」の略。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
檗
漢検1級
部首:⽊
17画
“黄檗”で始まる語句
黄檗山
黄檗宗
黄檗禅刹記
黄檗慧林
黄檗山万福寺