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麓村
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ふもとむら
ふりがな文庫
“
麓村
(
ふもとむら
)” の例文
麓村
(
ふもとむら
)
へ、麓村へ! その間、人造人間エフ氏にも追いかけられないように祈りつつ、大辻助手はどんどんと山を下りていく。
人造人間エフ氏
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
翌日、岩手を立ち、晩は、
南宮山
(
なんぐうざん
)
の
麓村
(
ふもとむら
)
に一宿し、そこへただ一名の供の佐屋
桑十
(
くわじゅう
)
も残して、まったくただ一人、いよいよ栗原山へ登りにかかった日も、途中幾たびか
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山路にかかって来ると路は思いの外によい路で、あまり林などはないから
麓村
(
ふもとむら
)
などを見下して晴れ晴れとしてよかった。しかし人の通らぬ処と見えて、旅人にも会わねば
木樵
(
きこり
)
にも
遇
(
あ
)
わぬ。
くだもの
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
松井田の姿は
軈
(
やが
)
てこっそり
麓村
(
ふもとむら
)
に現われた。それから間もなく、一周機の
失跡
(
しっせき
)
も知った。彼は名のって出るべきでありながら一向それをしようとはしなかった。
空中墳墓
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「あそこは登雲山の
麓村
(
ふもとむら
)
。いわばおれたちの古巣に近い。おれたちも行ってやる」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ことによったら登雲山の
麓村
(
ふもとむら
)
で猟師をしている
解
(
かい
)
の兄弟のことじゃございませんの? わたしは小さい時にあの人たちの親御さんの手で育てられ、そしていまの孫新に
嫁
(
かたづ
)
いてきたわけなので
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、すぐさま
沂嶺
(
きれい
)
の
麓村
(
ふもとむら
)
へ急派を命じた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“麓村”の解説
麓村(ふもとむら)は、佐賀県三養基郡にあった村。
(出典:Wikipedia)
麓
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“麓”で始まる語句
麓
麓路
麓道
麓口
麓町
麓方
麓門
麓院
麓山寺