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麓路
ふりがな文庫
“麓路”の読み方と例文
読み方
割合
ふもとじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふもとじ
(逆引き)
麓路
(
ふもとじ
)
は
堤防
(
どて
)
とならびて、
小家
(
こいえ
)
四五軒、
蒼白
(
あおじろ
)
きこの夜の色に、氷のなかに
凍
(
い
)
てたるが、
透
(
すか
)
せば見ゆるにさも似たり。月は峰の松の
後
(
うしろ
)
になりぬ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私が木曽の山の
麓路
(
ふもとじ
)
を通ると、
商人
(
あきんど
)
らしい風俗の旦那と手代二人が、木かげに立って珍らしそうに山を見あげているから、モシモシ何を御覧なさると近寄って尋ねると
木曽の怪物:――「日本妖怪実譚」より
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
福渡からは旭川の流れに沿って、山の
麓路
(
ふもとじ
)
を七里
余
(
あまり
)
、人力車に曳かれて進んだ。
友人一家の死
(新字新仮名)
/
松崎天民
(著)
麓路(ふもとじ)の例文をもっと
(5作品)
見る
麓
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“麓”で始まる語句
麓
麓村
麓道
麓口
麓町
麓方
麓門
麓院
麓山寺
“麓路”のふりがなが多い著者
松崎天民
泉鏡花
岡本綺堂