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かごしま
ふりがな文庫
“
鹿児島
(
かごしま
)” の例文
鹿児島
(
かごしま
)
、
津和野
(
つわの
)
、高知、名古屋、金沢、秋田、それに
仙台
(
せんだい
)
——数えて来ると、同門の藩士もふえて来たね。
山吹
(
やまぶき
)
、
苗木
(
なえぎ
)
なぞは言うまでもなしさ。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
十勝の山奥に来て薩摩琵琶とは、思いかけぬ
豪興
(
ごうきょう
)
である。
弾手
(
ひきて
)
は
林学士
(
りんがくし
)
が部下の
塩田君
(
しおだくん
)
、
鹿児島
(
かごしま
)
の
壮士
(
そうし
)
。何をと問われて、取りあえず「
城山
(
しろやま
)
」を
所望
(
しょもう
)
する。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
千々岩安彦は
孤
(
みなしご
)
なりき。父は
鹿児島
(
かごしま
)
の藩士にて、維新の戦争に
討死
(
うちじに
)
し、母は安彦が六歳の夏そのころ
霍乱
(
かくらん
)
と言いけるコレラに
斃
(
たお
)
れ、六歳の孤児は
叔母
(
おば
)
——父の妹の手に引き取られぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
名高い水戸の御隠居(
烈公
(
れっこう
)
)が在世の日、領内の各地に郷校を設けて武士庶民の子弟に文武を習わせた学館の組織はやや
鹿児島
(
かごしま
)
の私学校に似ている。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“鹿児島”で始まる語句
鹿児島人
鹿児島県
鹿児島高等学校