トップ
>
鴻鵠
ふりがな文庫
“鴻鵠”の読み方と例文
読み方
割合
こうこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこく
(逆引き)
さりとて未だ遂げざる大望の計画を人に向って話さば人は
呆然
(
ぼうぜん
)
としてその大なるに驚くにあらざれば
輾然
(
てんぜん
)
としてその狂に近きを笑わん。
鴻鵠
(
こうこく
)
の志は
燕雀
(
えんじゃく
)
の知る所にあらず。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「くだらぬことを問うもの
哉
(
かな
)
。
燕雀
(
えんじゃく
)
なんぞ
鴻鵠
(
こうこく
)
の志を知らんやだ。——貴様はもうおれの身を
生擒
(
いけど
)
っているんじゃないか。四の五のいわずと都へ護送して、早く恩賞にあずかれ」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
燕雀
(
えんじゃく
)
安
(
いずく
)
んぞ
鴻鵠
(
こうこく
)
の
志
(
こころざし
)
を知らんや」
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
鴻鵠(こうこく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鴻鵠”の意味
《名詞》
鴻や鵠などの、大きな鳥。
大人物。
(出典:Wiktionary)
鴻
漢検準1級
部首:⿃
17画
鵠
漢検準1級
部首:⿃
18画
“鴻”で始まる語句
鴻
鴻池
鴻雁
鴻山
鴻恩
鴻業
鴻毛
鴻巣
鴻臚館
鴻儒
“鴻鵠”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
高浜虚子
吉川英治