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鳥羽殿
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とばでん
ふりがな文庫
“
鳥羽殿
(
とばでん
)” の例文
それにせよ幕府の“
遷幸定目
(
せんこうじょうもく
)
”の規定には、
鳥羽殿
(
とばでん
)
まではともかく、それより先は「道中、格別ならざる輿の事」という指示になっている。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明
(
あ
)
くれば治承四年、
淨海
(
じようかい
)
が
暴虐
(
ばうぎやく
)
は猶ほ
已
(
や
)
まず、
殿
(
でん
)
とは名のみ、
蜘手
(
くもで
)
結びこめぬばかりの
鳥羽殿
(
とばでん
)
には、
去年
(
こぞ
)
より法皇を
押籠
(
おしこ
)
め奉るさへあるに、
明君
(
めいくん
)
の聞え高き
主上
(
しゆじやう
)
をば、何の
恙
(
つゝが
)
もお
在
(
は
)
さぬに
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
そして味方の細川定禅、赤松円心
則村
(
のりむら
)
の二将と、
鳥羽殿
(
とばでん
)
の門外で落ちあった。つまり東西両軍の連絡を遂げたのだった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『ではなぜ、昇殿など、ゆるし召されたか。おれは、上皇に、伺ってみたい。
鳥羽殿
(
とばでん
)
のおんまくらにも
通
(
かよ
)
えよかし、おれは、ここから怒鳴るぞ。怒鳴ってやる』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“鳥羽”で始まる語句
鳥羽
鳥羽絵
鳥羽僧正
鳥羽伏見
鳥羽田
鳥羽蔵
鳥羽港
鳥羽畷
鳥羽繪
鳥羽桟敷