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鬢糸
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びんし
ふりがな文庫
“
鬢糸
(
びんし
)” の例文
この頃、銀座通に柳の
苗木
(
なえぎ
)
が
植付
(
うえつ
)
けられた。この苗木のもとに立って、断髪洋装の女子と共に蓄音機の奏する出征の曲を聴いて感激を催す事は、
鬢糸
(
びんし
)
禅榻
(
ぜんとう
)
の
歎
(
たん
)
をなすものの
能
(
よ
)
くすべき所ではない。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「
今日
(
こんにち
)
、
鬢糸
(
びんし
)
、
禅榻畔
(
ぜんとうはん
)
、
茶煙軽颺
(
さえんけいよう
)
、
落花
(
らっか
)
の風——」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鬢糸
(
びんし
)
の
雪
(
ゆき
)
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬢
漢検1級
部首:⾽
24画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“鬢”で始まる語句
鬢
鬢髪
鬢盥
鬢付
鬢櫛
鬢掻
鬢附油
鬢毛
鬢附
鬢付油