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高燈籠
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たかとうろう
ふりがな文庫
“
高燈籠
(
たかとうろう
)” の例文
(いいえ、何の、どこか松の
梢
(
こずえ
)
に消え残りました、
寂
(
さみ
)
しい
高燈籠
(
たかとうろう
)
のように見えますよ。里のお墓には、お隣りもお向うもありますけれど、ここには私
唯一人
(
ひとりきり
)
。)
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これは単に人間の訪問客の案内だけでなく、正月
望
(
もち
)
の夕にまず訪い来るもの、すなわち
精霊
(
しょうりょう
)
と家々の神の道しるべであったこと、あたかも盆の
高燈籠
(
たかとうろう
)
と目的が一つであると思う。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
首尾の松の
釣船
(
つりぶね
)
涼しく
椎木屋敷
(
しいのきやしき
)
の
夕蝉
(
ゆうせみ
)
(中巻第五図)に秋は早くも
立初
(
たちそ
)
め、
榧寺
(
かやでら
)
の
高燈籠
(
たかとうろう
)
を望む
御馬屋河岸
(
おんまやがし
)
の
渡船
(
とせん
)
(中巻第六図)には
托鉢
(
たくはつ
)
の僧二人を
真中
(
まんなか
)
にして桃太郎のやうなる着物着たる
猿廻
(
さるまわ
)
し
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
すなわち
高燈籠
(
たかとうろう
)
と燈籠流しとが、広く全国に亙った方式であったことは、これが中世の都人士の思いつきに始まったものでなく、至って古くからの必然的要素なりしことを感ぜしめる。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
六〇
高燈籠
(
たかとうろう
)
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
燈
部首:⽕
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“高燈”で始まる語句
高燈台