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驟
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にわか
ふりがな文庫
“
驟
(
にわか
)” の例文
驟
(
にわか
)
ニ寒シ。白沢駅ニ抵ル。大蛇川ヲ渡ル。
湍流
(
たんりゅう
)
ノ
奔駛
(
ほんし
)
スルコト長蛇ノ
壑
(
がく
)
ヲ走ルガ如シ。直ニ渡ルベカラズ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
燕王
計
(
はかりごと
)
に陥り、馬に乗じ
蓋
(
がい
)
を張り、橋を渡り城に入る。大鉄板
驟
(
にわか
)
に下る。たゞ少しく早きに失して、王の馬首を傷つく。王驚きて馬を
易
(
か
)
えて
馳
(
は
)
せて
出
(
い
)
づ。橋を断たんとす。橋
甚
(
はなは
)
だ
堅
(
かた
)
し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
諸僚佐ニ約束シ毎朝第一
柝
(
たく
)
ヲ撃ツヤ皆
蓐食
(
じょくしょく
)
シテ装ヲ結ビ、第二柝ニシテ啓行ス。杉戸駅ヲ過ルヤ微雨
驟
(
にわか
)
ニ至ル。栗橋駅ニ
抵
(
いた
)
レバ則チ午ニ近シ。栗橋中田ノ二駅ハ
東寧河
(
とねがわ
)
ヲ界シテ東西相望ム。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「五日。
微霰
(
びさん
)
驟
(
にわか
)
ニ集ル。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
驟
漢検1級
部首:⾺
24画
“驟”を含む語句
驟雨
驟雨浴
大驟雨
御廐川岸驟雨
驟至
驟雨後
驟雨性
驟雨沛然
驟馳