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駈入
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かけい
ふりがな文庫
“
駈入
(
かけい
)” の例文
彼は
戟
(
ほこ
)
を取直すと、ふたたび乱軍の中に
駈入
(
かけい
)
った。暗い中で敵味方も分らぬほどの乱闘のうちに、李陵の馬が
流矢
(
ながれや
)
に当たったとみえてガックリ前にのめった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
お百合、いきを切って、
褄
(
つま
)
もはらはらと
遁
(
に
)
げ帰り、
小家
(
こや
)
の内に
駈入
(
かけい
)
り、隠る。あとより、村長
畑上嘉伝次
(
はたがみかでんじ
)
、村の有志
権藤
(
ごんどう
)
管八、小学校教員斎田初雄、村のものともに
追掛
(
おっか
)
け出づ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈下
駈付