トップ
>
駈入
ふりがな文庫
“駈入”の読み方と例文
読み方
割合
かけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけい
(逆引き)
彼は
戟
(
ほこ
)
を取直すと、ふたたび乱軍の中に
駈入
(
かけい
)
った。暗い中で敵味方も分らぬほどの乱闘のうちに、李陵の馬が
流矢
(
ながれや
)
に当たったとみえてガックリ前にのめった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
お百合、いきを切って、
褄
(
つま
)
もはらはらと
遁
(
に
)
げ帰り、
小家
(
こや
)
の内に
駈入
(
かけい
)
り、隠る。あとより、村長
畑上嘉伝次
(
はたがみかでんじ
)
、村の有志
権藤
(
ごんどう
)
管八、小学校教員斎田初雄、村のものともに
追掛
(
おっか
)
け出づ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駈入(かけい)の例文をもっと
(2作品)
見る
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈下
駈付
“駈入”のふりがなが多い著者
中島敦
泉鏡花