“首根”の読み方と例文
読み方割合
くびね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「身分! 身分!——あなたの身分は私の胸の中に、そして今も、この後も、あなたを侮辱する奴等の首根(くびね)つこにあるのですよ。——行つてらつしやい。」
と、おどろく蛾次郎の首根(くびね)ッこにかじりついて、人まえもなく、ワッと声をあげてうれし泣(な)きに泣きたおれた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
周三は、畫室を出ると、また父に取捕まつて、首根(くびね)つこを押へ付けて置いて極(き)め付けられるのが怖(こは)いのだ。で、辛(しん)氣臭いのをおつ耐(こち)へて、穴籠と定めて了ふ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)