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飛鳥井
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あすかい
ふりがな文庫
“
飛鳥井
(
あすかい
)” の例文
またこの両三日中の訪問者には、京都の名だたる
貴紳
(
きしん
)
を
網羅
(
もうら
)
しているといってよい。
菊亭晴季
(
きくていはるすえ
)
を始め、徳大寺、
飛鳥井
(
あすかい
)
、
鷹司
(
たかつかさ
)
の諸卿。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
催馬楽
(
さいばら
)
の
飛鳥井
(
あすかい
)
を二人で歌ってから、源氏の不在中の京の話を泣きもし、笑いもしながら、宰相はしだした。
源氏物語:12 須磨
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
まず
飛鳥井
(
あすかい
)
であるが、これは定家の門弟飛鳥井
雅経
(
まさつね
)
にはじまって、
教定
(
のりさだ
)
・
雅有
(
まさあり
)
と来、雅有は『
隣女和歌集
(
りんじょわかしゅう
)
』(『群書類従』和歌部)を残し、『嵯峨の通ひ路』を書いて
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
「俺は
飛鳥井
(
あすかい
)
右京次郎だ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
けれど彼は、何をして遊んでもそれに
溺
(
おぼ
)
れない自己をいつも持っていた。
相国寺
(
そうこくじ
)
へ三条、
烏丸
(
からすまる
)
、
飛鳥井
(
あすかい
)
の諸卿を招いて、
蹴鞠
(
けまり
)
を催したときである。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
飛鳥井
(
あすかい
)
雅賢だの、徳大寺
実久
(
さねひさ
)
だの、花山院忠長だのというもっと溌剌としたものもあって、武家とちがって、めいめい貧乏のくせにどう金の工面をしてくるのか、いつも扇屋に来ては
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“飛鳥井(飛鳥井家)”の解説
飛鳥井家(あすかいけ)は、藤原北家花山院流難波家の庶流である公家・華族。公家としての家格は羽林家、華族としての爵位は伯爵。
(出典:Wikipedia)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
“飛鳥井”で始まる語句
飛鳥井姫
飛鳥井雅縁
飛鳥井雅賢
飛鳥井大納言