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飛沫
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とばちり
ふりがな文庫
“
飛沫
(
とばちり
)” の例文
その
飛沫
(
とばちり
)
が秋子に向けられる。秋子はオド/\して、鷹雄の
時偶
(
ときたま
)
話しかける言葉にも返事がしつくりと行かぬやうになる。するとヂリ/\と不機嫌が更に
昂
(
かう
)
じるのだ。
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
自分達夫婦の、さっぱりしないいきさつの
飛沫
(
とばちり
)
を、女中が受けているように思えた。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
私の心に
陰影
(
かげ
)
のさした時、よく
飛沫
(
とばちり
)
の
叱言
(
こごと
)
を食ふのは、編輯助手の永山であつた。
菊池君
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あかあかと冬の蘇鉄にはぢく日の
飛沫
(
とばちり
)
かなし地に沁みにつつ
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
私の心に
陰影
(
かげ
)
のさした時、よく
飛沫
(
とばちり
)
の
叱言
(
こごと
)
を食ふのは、編輯助手の永山であつた。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“飛沫”の意味
《名詞》
飛沫(ひまつ)
飛び散る水や泡。しぶき。
(出典:Wiktionary)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
沫
漢検準1級
部首:⽔
8画
“飛”で始まる語句
飛
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行
飛脚