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飛札
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ひさつ
ふりがな文庫
“
飛札
(
ひさつ
)” の例文
大坂表からは、秀吉直筆の
迅速
(
じんそく
)
な
飛札
(
ひさつ
)
が、すでに越後にとどいていた。上杉景勝としても、これを地方の一紛争と軽く見てはいられない。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦捷の
飛札
(
ひさつ
)
を添えて、中川瀬兵衛の首級は、直ちに
狐塚
(
きつねづか
)
の柴田勝家の本営へ送られた。それと共に、玄蕃允は、使いをして
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
現在、都の探題職には、北ノ六波羅に北条
範貞
(
のりさだ
)
、南ノ庁には北条
維貞
(
これさだ
)
がつめていた。
飛札
(
ひさつ
)
は、その南北探題の連名である。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「志賀から北国路への道を、
被衣
(
かずき
)
した若い女がふたり、駅伝の駒を雇って行った」と、その方面の役人から
飛札
(
ひさつ
)
が来ると
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉は、一番着の使いの
飛札
(
ひさつ
)
を陣外の馬上で受取り、
手綱
(
たづな
)
を挟んで、鞍の上でそれを読むと
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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ちょうどそこへ、大高源吾からも、
飛札
(
ひさつ
)
が来て
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、発表され、
飛札
(
ひさつ
)
は廻った。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飛札
(
ひさつ
)
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行