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飇
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つぢかぜ
ふりがな文庫
“
飇
(
つぢかぜ
)” の例文
是
(
これ
)
東南
寸雪
(
すんせつ
)
の国の事也、北方
丈雪
(
ぢやうせつ
)
の国我が越後の雪
深
(
ふかき
)
ところの雪吹は雪中の
暴風
(
はやて
)
雪を
巻騰
(
まきあぐる
)
飇
(
つぢかぜ
)
也。雪中第一の
難義
(
なんぎ
)
これがために死する人年々也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
天色
(
てんしよく
)
倏急
(
にはか
)
に
変
(
かは
)
り
黒雲
(
くろくも
)
空
(
そら
)
に
覆
(
おほ
)
ひければ(是雪中の常也)
夫
(
をつと
)
空
(
そら
)
を見て大に
驚怖
(
おどろき
)
、こは
雪吹
(
ふゞき
)
ならんいかゞはせんと
踉蹡
(
ためらふ
)
うち、
暴風
(
はやて
)
雪を
吹散
(
ふきちらす
)
事
巨濤
(
おほなみ
)
の
岩
(
いは
)
を
越
(
こゆ
)
るがごとく、
飇
(
つぢかぜ
)
雪を
巻騰
(
まきあげ
)
て
白竜
(
はくりやう
)
峯
(
みね
)
に
登
(
のぼる
)
がごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
飇
部首:⾵
21画
“飇”を含む語句
飇風
一飇
天飇
暴飇
狂飇
飇々