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風色
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ふうしょく
ふりがな文庫
“
風色
(
ふうしょく
)” の例文
だが、この鮮麗な大河の
風色
(
ふうしょく
)
と
熾烈
(
しれつ
)
な日光の中では決して不調和ではない。私は南国の大きい
水禽
(
みずどり
)
のように
碧流
(
へきりゅう
)
を遡るのだ。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
「我らとても、野の
風色
(
ふうしょく
)
はゆめにも見たことがなかった。たまにこういう風に吹かれるのも幸せでござる。」
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
辰弥も今は
相対
(
あいむか
)
う
風色
(
ふうしょく
)
に見入りて、心は早やそこにあらず。折しも障子はさっと開きて、中なる人は立ち出でたるがごとし。辰弥の耳は
逸早
(
いちはや
)
く聞きつけて振り返りぬ。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
ところが北原はここへ行って帰ってきて、あんな
風色
(
ふうしょく
)
の悪いところはないと言う。
石の思い
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包