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風姿
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すがた
ふりがな文庫
“
風姿
(
すがた
)” の例文
行き交う往来の人々など、その娘の際立った
風姿
(
すがた
)
に、すき心を刺戟されたと見え、振り返ったり横目で見たりした。
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白張傘
(
しろはり
)
をひらいて雨の中にその女が出てゆかうとする。外は溝板が浮いてるやうな大降りだ。ものどりでないことは、その女の
風姿
(
すがた
)
と、自分の家の貧しさでも知れてゐるので
下町娘
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そして何よりも——眠れる
獅子王
(
ししおう
)
の傍に咲く
牡丹花
(
ぼたんか
)
のような容顔、春風になぶられてうごく雄獅子の
髭
(
ひげ
)
に戯むれ遊ぶ、
翩翻
(
へんぽん
)
たる
胡蝶
(
こちょう
)
のような
風姿
(
すがた
)
、彼女たちの世界の、最大な誇りをもって
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“風姿”の意味
《名詞》
姿。身なり。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“風”で始まる語句
風
風情
風邪
風采
風呂
風体
風呂敷
風貌
風靡
風呂敷包