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顕然
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まざまざ
ふりがな文庫
“
顕然
(
まざまざ
)” の例文
旧字:
顯然
キリキリと二三遍廻ったという今聞いた話が胸に浮ぶと、そのキリキリと廻ったポチの姿が、
顕然
(
まざまざ
)
と目に見えるような気がする。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
それは我々が妄想の
裡
(
うち
)
に見る漠然たる面影とはちがって、あまりに
顕然
(
まざまざ
)
と、まるで現実の人を見るようなので、私は思わず手を伸べてそれに触ろうとした。
誰?
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
唸声
(
うなりごえ
)
は
顕然
(
まざまざ
)
と近くにするが
近処
(
あたり
)
に人が居そうにもない。はッ、これはしたり、何の
事
(
こッ
)
た、おれおれ、この俺が
唸
(
うな
)
るのだ。微かな情ない声が出おるわい。そんなに痛いのかしら。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
今でも目を
瞑
(
ねむ
)
ると、直ぐ
顕然
(
まざまざ
)
と目の前に浮ぶ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
顕然
(
まざまざ
)
と目の前に浮ぶ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“顕然”の意味
《名詞》
はっきりと明らかなこと。
(出典:Wiktionary)
顕
常用漢字
中学
部首:⾴
18画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“顕”で始まる語句
顕
顕家
顕著
顕微鏡
顕現
顕官
顕氏
顕信
顕職
顕彰