“頼鴨崖”の読み方と例文
読み方割合
らいおうがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水戸の安島帯刀あじまたてわき越前えちぜんの橋本左内さない、京都の頼鴨崖らいおうがい、長州の吉田松陰よしだしょういんなぞは、いずれも恨みをのんで倒れて行った人たちである。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
梅田雲浜うめだうんぴん、吉田松陰、頼鴨崖らいおうがいなぞの記憶がまた眼前の青葉と共に世人の胸にき返って来る。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
あそこに梅田雲浜うめだうんぴんがあり、橋本左内さないがあり、頼鴨崖らいおうがいがあり、藤田東湖ふじたとうこがあり、真木和泉まきいずみがあり、ここに岩瀬肥後いわせひごがあり、吉田松陰があり、高橋作左衛門さくざえもんがあり、土生玄磧はぶげんせきがあり、渡辺崋山わたなべかざんがあり
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)