“安島帯刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あじまたてわき66.7%
あじまたてはき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水戸の安島帯刀あじまたてわき越前えちぜんの橋本左内さない、京都の頼鴨崖らいおうがい、長州の吉田松陰よしだしょういんなぞは、いずれも恨みをのんで倒れて行った人たちである。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
○同四月十七日、水戸家老安島帯刀あじまたてわき、九鬼長門守に預けらる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
安政大獄の第一回の処断は、主として水戸派、即ち、安島帯刀あじまたてはき鵜飼うがひ吉左衛門、幸吉父子がいづれも死刑を執行された。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)