トップ
>
頭役
ふりがな文庫
“頭役”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かしらやく
66.7%
とうやく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしらやく
(逆引き)
私の父は菱田という家から養子に来たものでこの菱田の主人即ち私の祖父にあたる左近衛門というは、その頃奥の
頭役
(
かしらやく
)
といって、他では奥家老といった役を勤めていた。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
布川信次君がその生き残った老女を尋ねて、彼らの記憶する作法や規約を聴き出している。年功と閲歴によって、順に
頭役
(
かしらやく
)
に押し上がって行くことは、
真言宗
(
しんごんしゅう
)
などの
﨟次制
(
ろうじせい
)
も同じであった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
頭役(かしらやく)の例文をもっと
(2作品)
見る
とうやく
(逆引き)
諏訪大明神
画詞
(
えことば
)
の中に
詳
(
つまびらか
)
に見えている
花会
(
はなのえ
)
の式の如きも、七日八日の両日に分って右左の
頭役
(
とうやく
)
これを
勤仕
(
きんし
)
し、社僧これに干与したにもかかわらず、
正
(
まさ
)
しく神事であったことが分る。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
頭役(とうやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“頭役”の解説
頭役(とうやく)は、村落の祭礼・神事に関する任務。古代においては祭祀を主宰する頭・頭人の任務、中世以後においては宮座における施設などの舗設責任者である頭人・頭屋の任務を指す。
宮座においては、頭人・頭屋が神主の役を兼ねる場合と専門の神職が神主を務め、頭人・頭屋は舗設のみを管轄する場合がある。頭役とは、この際に頭人・頭屋が行う各種の任務を指した。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭顱
検索の候補
物頭役
役頭
下役頭
供頭役
小頭役
座頭役
頭取下役
御持筒役頭
“頭役”のふりがなが多い著者
内藤鳴雪
柳田国男