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頭役
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かしらやく
ふりがな文庫
“
頭役
(
かしらやく
)” の例文
私の父は菱田という家から養子に来たものでこの菱田の主人即ち私の祖父にあたる左近衛門というは、その頃奥の
頭役
(
かしらやく
)
といって、他では奥家老といった役を勤めていた。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
布川信次君がその生き残った老女を尋ねて、彼らの記憶する作法や規約を聴き出している。年功と閲歴によって、順に
頭役
(
かしらやく
)
に押し上がって行くことは、
真言宗
(
しんごんしゅう
)
などの
﨟次制
(
ろうじせい
)
も同じであった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“頭役”の解説
頭役(とうやく)は、村落の祭礼・神事に関する任務。古代においては祭祀を主宰する頭・頭人の任務、中世以後においては宮座における施設などの舗設責任者である頭人・頭屋の任務を指す。
宮座においては、頭人・頭屋が神主の役を兼ねる場合と専門の神職が神主を務め、頭人・頭屋は舗設のみを管轄する場合がある。頭役とは、この際に頭人・頭屋が行う各種の任務を指した。
(出典:Wikipedia)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭顱