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靴脱
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くつぬぎ
ふりがな文庫
“
靴脱
(
くつぬぎ
)” の例文
はっと思うたが及ばない、見れば猪口は一つ
跳
(
おど
)
って下の
靴脱
(
くつぬぎ
)
の石の上に
打付
(
ぶつか
)
って、
大片
(
おおきいの
)
は三ツ四ツ
小片
(
ちいさい
)
のは無数に
砕
(
くだ
)
けてしまった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と云いながら、
栂
(
つが
)
の
面取格子
(
めんとりごうし
)
を開けると、一
間
(
けん
)
の叩きに小さい
靴脱
(
くつぬぎ
)
がありまして、二枚の障子が立っているから、それを開けて文治が入りました。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
是非連れて行ってやりたいがこう悪寒がして眼がくらんでは電車へ乗るどころか、
靴脱
(
くつぬぎ
)
へ降りる事も出来ない。ああ気の毒だ気の毒だと思うとなお悪寒がしてなお眼がくらんでくる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“靴”で始まる語句
靴
靴足袋
靴下
靴音
靴屋
靴紐
靴底
靴拭
靴墨
靴尖