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革具
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かわぐ
ふりがな文庫
“
革具
(
かわぐ
)” の例文
革具
(
かわぐ
)
の手入れか何かをしていましたが、私を見ると急に立ち上って、何やら意味ありげに眼くばせをしながら外へ引っぱり出しました。
死後の恋
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
母とわたくしも同じくこの馬車に乗ったが、東京で鉄道馬車の痩せた馬ばかり見馴れた眼には、
革具
(
かわぐ
)
の立派な馬がいかにも好い形に見えた。
十九の秋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この小さな天皇には、ご
誕生
(
たんじょう
)
のときに、ちょうど、
鞆
(
とも
)
といって
弓
(
ゆみ
)
を
射
(
い
)
るときに左の
臂
(
ひじ
)
につける
革具
(
かわぐ
)
のとおりの形をしたお
盛肉
(
もりにく
)
が、お
腕
(
うで
)
に盛りあがっておりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
手だけは、もう、馬車の
革具
(
かわぐ
)
のほうへ伸ばし、別れの言葉もちゃんと用意している。彼は、まったく悲しいのである。だからこそ、
唱
(
うた
)
いたくもない歌を、ふんふん唱っている。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“革”で始まる語句
革
革鞄
革紐
革包
革足袋
革鞭
革命
革嚢
革帯
革砥