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面疔
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めんちょう
ふりがな文庫
“
面疔
(
めんちょう
)” の例文
面疔
(
めんちょう
)
は一刻を争うと申しますからね。愚図々々していて東京の病院で
手後
(
ておく
)
れになる間に此方へ駆けつけることですよ。
彼処
(
あすこ
)
の敷居を
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
同便
(
どうびん
)
で来た手紙はがきの中に、思いがけない報知が一つあった。二十二日にとめやのきぬやが
面疔
(
めんちょう
)
で死んだ、と云う
知
(
しら
)
せである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
是は気の
凝
(
こり
)
でございましょうか、と云うと、イヤ
然
(
そ
)
うでない是は
面疔
(
めんちょう
)
に相違ないなどゝ云うが、それは全く
見立違
(
みたてちが
)
いで、只今の様に上手なお医者はございません時分で
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
腫物
(
はれもの
)
ですか、
面疔
(
めんちょう
)
というやつですね」「一つ目小僧ですよ」さあ面白くなってきた……。
風流化物屋敷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“面疔”の解説
面疔(めんちょう、面庁は誤記)とは、細菌感染症の一種。
毛嚢炎(疔)が、皮膚の敏感な部分、特に目や鼻の周辺に発生したものである。デパ虫 とも言われている。
(出典:Wikipedia)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
疔
漢検1級
部首:⽧
7画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当