“面洗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かおあら50.0%
つらあら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど、その時分が、お角が起き上って面洗かおあらいに出た時分で、窓の外で御用騒ぎを聞くと、はっと胸をヒヤしたのは、その騒ぎに狼狽したのではなく、御用という声の途端に
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「いや、と身にけがれがあつて、不精ぶしょうに、猫の面洗つらあらひとつた。チヨイ/\とな。はゝゝゝ明朝あしたは天気だ。まあ休め。」
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)