“青錦”の読み方と例文
読み方割合
せいきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打ち眺めれば、その人、まだ年歯ねんし二十歳がらみの弱冠で、頭は黄巾こうきんで結び、身に青錦せいきんほうを着て、たちまち山を馳けおり、渓河をこえて、関羽の前に迫った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鱗革うろこがわ朱紅あけうるしやら金箔はくをかけたよろいを着、青錦せいきん戦襖じんばおりに黄色の深靴をはいていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)