青花せいか)” の例文
昨日みのこした工芸品の蒐集しゅうしゅうを、何か腑抜ふぬけたやうな気持で眺めてまはつた。まあ雍正ようせいだの李朝りちょうだの青花せいかだのといふたぐひだつたが、なかに不思議なものがあつた。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
「ばかアいえ、そっちにある青花せいか模様の酒甕さけがめのを、おれにも二かくほど貰おうか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)