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青楼
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おちゃや
ふりがな文庫
“
青楼
(
おちゃや
)” の例文
旧字:
青樓
だが、今度かかって来たのは、港町の
青楼
(
おちゃや
)
からであった。やさしい女の声なので、奈都子は、落着いて聞くことができた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何
(
なん
)
しろお嬢様、三階
建
(
だち
)
の
青楼
(
おちゃや
)
の女郎が襟のかかった
双子
(
ふたこ
)
の
半纏
(
はんてん
)
か何かで店を張ろうという処ですもの。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
庇
(
ひさし
)
まで備わり、三浦と染め出した
暖簾
(
のれん
)
、横手の壁には吉原と書いた
青楼
(
おちゃや
)
の
雛形
(
ひながた
)
に載せてかついでいようという、いかにも女之助と呼びたい、みずからそのべに絵中の一人物——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そのためにか、店の横から裏通りへとおして華麗な、和洋
折衷
(
せっちゅう
)
の
青楼
(
おちゃや
)
とも住宅ともつかないものがあって、今朝も、ふたりの洋人が、濁った眼をして、桟橋へ帰った。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どこかへ行って酒を飲まして、ちょいと例の毒薬を飲ましゃあ訳は無い、酔って寝たようになって、
翌日
(
あす
)
の朝はこの世をおさらばだ。「
承
(
かしこま
)
りました。しかし今時
青楼
(
おちゃや
)
で起きていましょうか。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“青楼”の意味
《名詞》
妓楼、遊郭、売春宿。
(出典:Wiktionary)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
楼
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“青楼”で始まる語句
青楼美人合
青楼妓院
青楼十二時