“青史”の読み方と例文
読み方割合
せいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その名も青史(せいし)に残るであろうが、いまそれができないという事情を述べ、まことに耐え難いが、単に食中毒という発表をしなければならない。
青史(せいし)にのこる赤壁(せきへき)の会戦、長く世に謳(うた)われた三江(こう)の大殲滅(だいせんめつ)とは、この夜、曹操が味わった大苦杯そのものをいう。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茲(ここ)に於てか、征馬鉄蹄(せいばてつてい)に世界を蹂躪(じうりん)し、大名(たいめい)長く青史(せいし)を照せる一世の雄傑アレキサンドルも、遂(つひ)に一語の発すべきなく、静かに跼(ひざまづ)いて彼の垢(あか)づける手を把(と)り、慇懃(いんぎん)に其無礼を謝したりと云ふ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)