タマ)” の例文
新字:
そこまで信仰におひつめられたと言ふよりも寧、自らタマのよるべをつきとめて、そこに立ち到つたのだと言ふ外はない。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
そこまで信仰におひつめられたと言ふよりも寧、自らタマのよるべをつきとめて、そこに立ち到つたのだと言ふ外はない。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
タマは言ふまでもないが、をがは「ぎ」と關係あるものと見たに違ひない。さすれば、にう木にまれびとを迎へる意の含まれて居ることは推せられる。
當麻路に墓を造りました當時ソノカミ、石を搬ぶ若い衆にのり移つたタマが、あの長歌を謳うた、と申すのが傳へ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
當麻路に墓を造りました當時ソノカミ、石を搬ぶ若い衆にのり移つたタマが、あの長歌を謳うた、と申すのが傳へ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)