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木靈
ふりがな文庫
“木靈”の読み方と例文
新字:
木霊
読み方
割合
こだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こだま
(逆引き)
と夕空に
木靈
(
こだま
)
して、紛れも無い鐵砲の音、彈丸は平次の耳をかすめるやうに、木立の中に射ち込まれた樣子です。續いて、プーンと匂つて來る
煙硝
(
えんせう
)
の臭ひ。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それは、一つ/\の、もの寂しい部屋の中にゐる
木靈
(
こだま
)
を呼び起すやうな騷がしい反響となつて消えて行つた。だが、その聲の源は、一つしかなかつたから、私はどの
扉
(
ドア
)
から出てくるかゞわかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
太い聲で歸つて來る
木靈
(
こだま
)
を、三度四度、彼は無心でたのしんだ。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
木靈(こだま)の例文をもっと
(5作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
靈
部首:⾬
24画
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