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露助
ふりがな文庫
“露助”の読み方と例文
読み方
割合
ろすけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろすけ
(逆引き)
近所の男 (女一へ)この人の旦那ってのは、まだあの、鬚をぴんと生やして、拍車のついた長靴を引きずってる、
露助
(
ろすけ
)
の憲兵さんかい。
安重根:――十四の場面――
(新字新仮名)
/
谷譲次
、
林不忘
(著)
俵に詰めた
大豆
(
だいず
)
の一粒のごとく無意味に見える。
嗚呼
(
ああ
)
浩さん! 一体どこで何をしているのだ? 早く平生の浩さんになって一番
露助
(
ろすけ
)
を驚かしたらよかろう。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そう、では
露助
(
ろすけ
)
にもらった
更紗
(
さらさ
)
をM君に見せてあげなさい。M君はあんな布類が大変すきなんだから。」
性に眼覚める頃
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
露助(ろすけ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“露助”の意味
《名詞》
(context、derogatory)ロシア人。
(出典:Wiktionary)
“露助”の解説
露助(ろすけ)とは、日本語におけるロシア人またはロシアの蔑称。
なお、歴史上、ロシアに侵略されロシアに組み入れられた地域にいた民族は多数ある(ウクライナ人、タタール人など)ものの、この言葉のニュアンスでは、それらの少数民族は含めず、単にスラヴ系ロシア人を嫌悪して使用する人がほとんどである。
(出典:Wikipedia)
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“露”で始まる語句
露
露西亜
露出
露骨
露台
露店
露顕
露地
露草
露呈
“露助”のふりがなが多い著者
徳永直
谷譲次
ニコライ・ゴーゴリ
正岡容
林不忘
徳田秋声
夏目漱石
北原白秋
室生犀星
夢野久作