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雷鳥
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らいちょう
ふりがな文庫
“
雷鳥
(
らいちょう
)” の例文
雷鳥
(
らいちょう
)
は影も見せない、風死して動くものもない、身も魂もこの空気の中に
融
(
とろ
)
けてしまいそうだ、併しいつまで経っても、融けもしなければ揺ぎもしないものは、穂高と槍である
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
命
(
いのち
)
が助かりたいの一心で、丘のいただき近くまでよじのぼってくると、不意に目の前へ、
猿
(
さる
)
かむささびか
雷鳥
(
らいちょう
)
か、上なる岩のいただきから一
足
(
そく
)
とびにぱッととびおりてきたものがある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
思い懸けなくも
雷鳥
(
らいちょう
)
が一羽、私の直ぐ前のところにあらわれた。茶色の、鳩ほどの、丸い形をした、今は飛ぶことを忘れた鳥は、偃松の実を
啄
(
ついば
)
んでいたが、啄み飽きて遊んでいるところと見える。
烏帽子岳の頂上
(新字新仮名)
/
窪田空穂
(著)
“雷鳥”の意味
《名詞》
雷 鳥(らいちょう)
キジ目ライチョウ科ライチョウ属の鳥の総称。
1.に属する鳥の一種。ライチョウを参照。
(出典:Wiktionary)
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“雷”で始まる語句
雷
雷鳴
雷門
雷霆
雷神
雷光
雷雨
雷同
雷竜
雷火