“雪荒”の読み方と例文
読み方割合
ゆきあれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身をのごはずきるものをあらため雪ふらずとも簑笠みのかさ也、あるひはいかなる雪荒ゆきあれにもいとふ事なくかねうちならしつゝゆく。
たいまつもなかるべし、かんじきも入るやうになりしぞ、それも持来もちきたれりといふも、西おとしの雪荒ゆきあれにてよくもきこえず。
かくてもあられねばなく/\焼残やけのこりたるつなをしるしにもち、くらにたいまつもなく雪荒ゆきあれふかれつゝなみだもこほるばかりにてなく/\立かへりしが、をつと死骸しがいさへ見えざりしと