トップ
>
雪女郎
>
ゆきじょろう
ふりがな文庫
“
雪女郎
(
ゆきじょろう
)” の例文
雪は
彼女
(
かれ
)
の上に容赦なく
降積
(
ふりつ
)
んで、さながら
越路
(
こしじ
)
の昔話に聞く
雪女郎
(
ゆきじょろう
)
のような
体
(
てい
)
になった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
何
(
いず
)
れも当時の惨状を想像されない
処
(
ところ
)
はなかった、
且
(
か
)
つその山麓の諸温泉には、例の
雪女郎
(
ゆきじょろう
)
の
談
(
はなし
)
だの、同山の一部である
猫魔山
(
ねこまやま
)
の古い伝説等は、吾々をして、
一層
(
いっそう
)
凄い感を
起
(
おこ
)
さしたのである。
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
「こんな、
寂
(
さび
)
しい時の、
可恐
(
こわ
)
いものにはね、鎧なんか着たって叶わないや……向って行きゃ、
消
(
きえ
)
っ
了
(
ちま
)
うんだもの……これから冬の中頃になると、軒の下へ近く来るってさ、あの
雪女郎
(
ゆきじょろう
)
見たいなもんだから、」
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“雪女郎(
雪女
)”の解説
雪女(ゆきおんな)は、雪の妖怪。別名として「ユキムスメ」、「ユキオナゴ」、「ユキジョロウ(雪女郎)」、「ユキアネサ」、「雪オンバ」、「雪ンバ」(愛媛)、「雪降り婆」とも呼ばれる。「ツララオンナ」、「カネコリムスメ」「シガマニョウボウ」など、氷柱に結びつけて呼ばれることも多い。
(出典:Wikipedia)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“雪女”で始まる語句
雪女