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離隔
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りかく
ふりがな文庫
“
離隔
(
りかく
)” の例文
いかにも自分の今いる
温泉
(
ゆ
)
の宿を、浮世から遠くへ
離隔
(
りかく
)
して、どんな
便
(
たよ
)
りも
噂
(
うわさ
)
のほかには
這入
(
はい
)
ってこられない山里に変化してしまったところに一種の面白味があった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
具
(
つぶさ
)
にこの状を語り妾の罪を確かめんと思いおりしに、彼女も
他
(
た
)
の監房に転じたる悲しさに、
慎
(
つつし
)
み深き日頃のたしなみをも忘れて、看守の影の遠ざかれるごとに、先生先生
何故
(
なにゆえ
)
にかく
離隔
(
りかく
)
せられしにや
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離別
離房