“雑々”の読み方と例文
読み方割合
ざつざつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くてしばらくのあいだといふものは、くつわを鳴らす音、ひづめの音、ものを呼ぶ声、叫ぶ声、雑々ざつざつとして物騒ものさわがしく、此の破家あばらやの庭の如き、ただ其処そこばかりをくぎつて四五本の樹立こだちあり
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)