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陽陰
ふりがな文庫
“陽陰”の読み方と例文
読み方
割合
ひかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひかげ
(逆引き)
障子を開けると、縁先に南天の赤い実は見えるが、仰ぐと、
陽陰
(
ひかげ
)
の
雨樋
(
とよ
)
から下がっている
氷柱
(
つらら
)
は、
剣
(
つるぎ
)
のように、この頃では、溶けた日がない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「根津というところは、土地が低いから、
陽陰
(
ひかげ
)
は何時でも此通りだ、うっかり曲者も歩けやしない」
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
と、茶の催しや、
書画
(
しょが
)
骨董
(
こっとう
)
の交わりの席に誘って見ても、いつも、頭が痛いとか、気分がすすまぬとか云って、
陽陰
(
ひかげ
)
の部屋を好む左兵衛佐であった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陽陰(ひかげ)の例文をもっと
(3作品)
見る
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
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吉川英治
野村胡堂