すゑ)” の例文
貝の殼、すゑものの小瓶をがめの碎け——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
花瓶はながめすゑ白磁しろで瞟眼ひがめして
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
すゑのそめ繪は
駱駝の瘤にまたがつて (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
碎くるもよし、すゑものの
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)