“陰獣”の読み方と例文
旧字:陰獸
読み方割合
いんじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はこの世に於(おい)て、全く異国人であった。彼は謂(い)わば、どうかした拍子(ひょうし)で、別の世界へ放り出された、たった一匹の、孤独な陰獣(いんじゅう)でしかなかった。
虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
乱歩(らんぽ)氏の「陰獣(いんじゅう)」のことを言い出したという事——よし、明日から、この方面を徹底的に調べてみよう。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
江戸川乱歩(えどがわらんぽ)さんの有名な小説に『陰獣(いんじゅう)』というのがありますが、あの内容(なか)に紳商(しんしょう)小山田夫人(おやまだふじん)静子(しずこ)が、平田(ひらた)一郎という男から脅迫状(きょうはくじょう)を毎日のように受けとる件があります。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)