“いんじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
陰獣40.0%
淫縦40.0%
一十20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乱歩らんぽ氏の「陰獣いんじゅう」のことを言い出したという事——よし、明日から、この方面を徹底的に調べてみよう。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして始めて女体を知った道鏡の肉慾も淫縦いんじゅうだった。二人は遊びに飽きなかった。けれども凜冽りんれつな魂の気魄きはくと気品の高雅が、いつも道鏡をびっくりさせた。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
いわば自身で仕立てた不孝の子二十四名を荒れ出すが最後得たりや応と引括ひっくくって、二進にっちん一十いんじゅう、二進の一十、二進の一十で綺麗に二等分して——もし二十五人であったら十二人半ずつにしたかも知れぬ
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)