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陋醜
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ろうしゅう
ふりがな文庫
“
陋醜
(
ろうしゅう
)” の例文
その心裡の
卑猥
(
ひわい
)
陋醜
(
ろうしゅう
)
なる者の最後に試みる牽制の武器にして、かの宇治川先陣、佐々木の
囁
(
ささや
)
きに徴してもその間の事情明々白々なり、いかにも汝は卑怯未練の老婆なり
花吹雪
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
以テ彼ノ大学企図ノ大業ニ従フヲ以テ我
畢生
(
ひっせい
)
ノ任トナシ其任ヲ遂グルヲ以テ我無上の娯楽トナスノ外
敢
(
あえ
)
テ富貴ヲ望ムニ非ズ今ヤコノ書ノ発刊ニ臨ミテ之ヲ
奇貨
(
きか
)
トシ又何ゾ
妄
(
みだ
)
リニ
巧言
(
こうげん
)
ヲ
弄
(
ろう
)
シテ世ヲ
瞞
(
あざむ
)
キ以テ名ヲ
干
(
もと
)
メ利ヲ射ルノ
陋醜
(
ろうしゅう
)
ヲ為サンヤ敢テ所思ヲ告白シテ是ヲ序ト為ス
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“陋醜”の意味
《名詞》
卑しく、醜いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
“陋”で始まる語句
陋巷
陋
陋劣
陋屋
陋習
陋態
陋居
陋劣漢
陋室
陋策