トップ
>
附会
>
こじつ
ふりがな文庫
“
附会
(
こじつ
)” の例文
旧字:
附會
私の歴史の点が悪かつたのは、私が歴史と名づけるものと、先生や学校当局が歴史と名づけるものとが相違して居たためであつたと、
附会
(
こじつ
)
けられぬこともなからう。
落第と退校
(新字旧仮名)
/
丘浅次郎
(著)
「いやいや、なんでもないのだよ。じつは、ちょっと他のものに、
附会
(
こじつ
)
けていたんだがね」
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
強いて
附会
(
こじつ
)
ければ、
癩者
(
かたい
)
の膝頭とでも言うべき体裁だが、銅の色してつらつらに光りかがやく
団々
(
だんだん
)
たる肉塊の表に、筋と血の管の
文
(
あや
)
がほどよく寄集まり、眼鼻をそなえた人の
面
(
つら
)
宛然
(
さながら
)
に見せている。
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“附会”の意味
《名詞》
無理に付け加えること。
こじつけること。
(出典:Wiktionary)
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡