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阿媚
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あび
ふりがな文庫
“
阿媚
(
あび
)” の例文
諸君、僕は実に諸君に対する面目が無いです、——
従来
(
これまで
)
僕は篠田先生に
阿媚
(
あび
)
するとか、
諂諛
(
てんゆ
)
するとかツて、諸君の冷嘲熱罵を被つたですが
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
私は
衷心
(
ちゅうしん
)
にきざまれました……徹底的のところには、すべての人間相が、少しも姿を隠さずに、眼前に現われて来ます、誰も荒海の漁師の子に、
阿媚
(
あび
)
と
諂佞
(
てんねい
)
を捧げるものはありません
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
薩長
藩閥
(
はんばつ
)
と
戦
(
たゝかつ
)
て十四年に政府を退き、改進党の評議員となつて、自由民権を唱へなすつた名誉の歴史を、何と御覧なさるでせう、——其れが
何
(
どう
)
です、藩閥政府の未路の奴等に
阿媚
(
あび
)
して
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
媚
漢検1級
部首:⼥
12画
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿爺
阿諛
阿片
阿波
阿修羅