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阿兄
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おあにい
ふりがな文庫
“
阿兄
(
おあにい
)” の例文
継子さんの
阿兄
(
おあにい
)
さんは
嬉
(
うれ
)
しさうに
私
(
わたくし
)
どもを迎へてくれました。阿兄さんは
不二雄
(
ふじお
)
さんと
仰
(
おっ
)
しやるのでございます。
停車場の少女:――「近代異妖編」
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「それでも怪我がなくってよかった。なに、あの金が今要るという訳でもないんだから心配するには及びません。
阿兄
(
おあにい
)
さんもわざわざ御苦労さまでございました」
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
継子さんの
阿兄
(
おあにい
)
さんは陸軍中尉で、
奉天
(
ほうてん
)
の戦ひで負傷して、しばらく野戦病院に
這入
(
はい
)
つてゐたのですが、それから内地へ後送されて、
矢
(
や
)
はりしばらく入院してゐましたが
停車場の少女:――「近代異妖編」
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
水沢継子さんの
阿兄
(
おあにい
)
さん——継子さんもそう云つてゐますし、わたくし共も矢はりさう云つてゐましたけれど、実はほんたうの
兄
(
あに
)
さんではない、継子さんとは
従兄妹
(
いとこ
)
同士で
停車場の少女:――「近代異妖編」
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
兄
常用漢字
小2
部首:⼉
5画
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿爺
阿諛
阿片
阿波
阿修羅