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阪東第三番
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ばんどうだいさんばん
ふりがな文庫
“
阪東第三番
(
ばんどうだいさんばん
)” の例文
大船
(
おほふな
)
に
停車
(
ていしや
)
の
時
(
とき
)
、
窓
(
まど
)
に
立
(
た
)
つて、
逗子
(
づし
)
の
方
(
かた
)
に
向
(
むか
)
ひ、うちつけながら
某
(
それがし
)
がお
馴染
(
なじみ
)
にておはします、
札所
(
ふだしよ
)
阪東第三番
(
ばんどうだいさんばん
)
、
岩殿寺
(
いはとのでら
)
觀世音
(
くわんぜおん
)
に
御無沙汰
(
ごぶさた
)
のお
詫
(
わび
)
を
申
(
まを
)
し、
道中
(
だうちう
)
無事
(
ぶじ
)
と、
念
(
ねん
)
じ
參
(
まゐ
)
らす。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
阪
常用漢字
小4
部首:⾩
7画
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
第
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画