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閼伽桶
ふりがな文庫
“閼伽桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかおけ
80.0%
あかをけ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかおけ
(逆引き)
おまんらは細道づたいに、
閼伽桶
(
あかおけ
)
をさげ、花を手にし、あるいは煙の立つ線香をささげなどして、次第に墓地へ集まりつつあった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
寺男が
閼伽桶
(
あかおけ
)
と線香とをもってきて、墓の
苔
(
こけ
)
を
掃
(
はら
)
っている間、私たちは墓から数歩退いて、あらためて墓地全体をみやった。
花を持てる女
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
閼伽桶(あかおけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
あかをけ
(逆引き)
「いたさうと思ひましたが、よく知つて居るからと仰しやつて、
閼伽桶
(
あかをけ
)
へ水だけ汲んで差上げました」
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
姿ばかりは墨染にして、君が行末を
嶮
(
けは
)
しき山路に思ひ
較
(
くら
)
べつ、
溪間
(
たにま
)
の泉を
閼伽桶
(
あかをけ
)
に汲取りて立ち歸る瀧口入道、庵の中を見れば、維盛卿も重景も、何處に行きしか、影もなし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
閼伽桶(あかをけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
閼
漢検1級
部首:⾨
16画
伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“閼伽”で始まる語句
閼伽
閼伽棚
閼伽水
閼伽井
閼伽衛奴
検索の候補
閼伽
閼伽棚
閼伽井
閼伽水
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閼迦桶
阿伽桶
那伽閼剌樹那
“閼伽桶”のふりがなが多い著者
高山樗牛
松本泰
橘外男
島崎藤村
森鴎外
堀辰雄
山本周五郎
野村胡堂